大陽日酸が大幅続伸、第3四半期最終赤字転落も悪材料出尽くし感強まる

 大陽日酸<4091.T>が大幅続伸。6日引け後に第3四半期累計(4~12月)連結決算を発表しており、売上高3434億6400万円(前年同期比1.4%減)、営業利益190億7100万円(同15.8%減)、純損益46億2200万円の赤字(前年同期169億1000万円の黒字)と最終損益が赤字転落したものの、ほぼ計画通りで進捗していることから悪材料出尽くしとの見方が広がっているもようだ。鉄鋼産業や自動車産業向けは順調だったものの、半導体や液晶パネルなどの需要低迷を反映してエレクトロニクス産業向けの販売が低調に推移したことが業績悪化の要因。また、太陽電池などの製造に使う特殊ガスから撤退したことに伴う特別損失を計上したことで最終損益は赤字に転落した。
 なお、13年3月期通期の業績予想は売上高4740億円(前期比0.7%減)、営業利益263億円(同15.3%減)、純損益収支均衡(前期212億円の黒字)の従来予想を据え置いている。

大陽日酸の株価は10時25分現在686円(△55円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)