<話題の焦点>=シェア伸ばす軽自動車 販売拡大の一方で業界内の競争も激化

 国内自動車市場で軽自動車がシェアを伸ばしている。2012年年間新車販売台数は前年比30.1%増の197万9447台と国内市場の4割に届く勢い。1月は新車販売台数が前年同月比7.8%減の38万3499台と5カ月連続で前年実績を下回るなか、1.0%増の15万4166台を販売し、1月としては過去最高を記録している。

 新車販売全体としては昨年9月にエコカー補助金が終了した影響が大きく、反動減が続いているが、消費者の節約志向が強まっていることで維持費や燃料費が安い軽自動車へのシフトが鮮明になった。各社、低燃費の新型車を相次いで発売したことも好調の要因と見られ、販売拡大の一方で業界内の競争も激しさを増している。

 一昨年末に新型車を投入したホンダ<7267.T>が軽の車種別で5カ月連続で1位となるなど、スズキ<7269.T>やダイハツ工業<7262.T>の2強を猛追していることも要因で、2強は最新技術を駆使した主力車を投入して対抗。昨年はダイハツのミラシリーズがトップを走ったが、今後は新型車の売れ行き次第で業界地図が変わる可能性がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)