花王が連日の高値更新、中期成長戦略や自社株買いに評価の声

 花王<4452.T>が連日の高値更新。5日に発表した2012年12月期決算と自社株買いなどが引き続き好感されている。株価は6日に前日比208円高の2789円まで買われたが、この日も続伸し一時、同66円高の2848円と昨年来高値を更新した。13年12月期業績予想は連結純利益が730億円と05年3月期の721億円を上回り過去最高益を更新する見通し。化粧品事業での改善効果やケミカル事業の回復などが見込まれている。また、今期配当も2円増配の年64円とする予定のほか、自己株を除く発行済み株式総数の2.4%に相当する上限1250万株の自社株買いも発表している。
 特に、中期成長戦略で「2015年度の営業利益1500億円」という数字を挙げたことに対しては、「慎重姿勢が目立つ花王としてはポジティブな内容」(アナリスト)と評価する見方が多い。市場関係者からは「成長性を再評価した外国人の買いが大分入っているのではないか」(銀行系証券)という声も出ている。

花王の株価は13時37分現在2814円(△32円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)