東京株式(大引け)=106円安、前日の反動安も底堅さ

 7日の東京株式市場は前日の急騰の反動もあって売り先行で始まり、下値を模索する展開となったが、大商いの中で底堅さを発揮する場面もあった。TOPIXは小幅ながらプラスで引けた。
 大引けの日経平均株価は前日比106円安の1万1357円と反落。東証1部の売買高概算は11年3月15日以来となる51億4000万株に膨らんだ、売買代金は2兆7716億円。値上がり銘柄数は708、値下がり銘柄数は877、変わらずは113銘柄だった。
 きょうの東京市場は前日の欧米株が総じて軟調気味な動きとなったのを受けて、これまでのリスクオンの流れにやや一服感が出た。前日にリーマン・ショック後の高値を上回った日経平均だが、目先は達成感からの売りが優勢となった。為替市場では前日に1ドル=94円台をつけるなど円安が進行していたが、目先は1ドル=93円台半ばまで円が買い戻されるなど、主力輸出株に利益確定売りを誘発する要因に。また、中国・上海市場などアジア株が売り優勢で推移したことも全体相場の重しとなった形だ。ただ、後場後半にはNTTや好決算を足場に大手ゼネコンが買われるなど大型株への物色意欲は根強く、全般押し目買いニーズの高さが反映された。
 個別ではマツダが大商いで大幅高となったほか、ソニー、パナソニックも買われた。ゼオンが大幅高、JALも物色されている。このほかでは新電元が急騰、サニックスも商いを集め値を飛ばしている。一方、値下がりではニコンがストップ安となるなど急落したほかヤマハも大幅安。ソフトバンク、コマツなども冴えない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)