午後:債券サマリー 先物は3日続伸、日銀新体制を視野に金利低下

 7日の債券市場では、先物中心限月3月限は3日続伸した。日銀白川総裁による辞任表明を受け、一段の追加金融緩和期待が強まったほか、欧州情勢に対する警戒感もあり債券市場は底堅く推移した。
 先物市場は144円10~20銭台と前日終値を上回って推移した。新たな日銀総裁が決定した後、最初の日銀金融政策決定会合は4月3日から4日にかけて行われる予定だが、同会合で当座預金の超過準備預金に付ける金利である「付利」の撤廃が検討される可能性があることが、全体金利の低下要因となっている。また、この日の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果やスペイン国債入札を巡る警戒感もあり、低リスク資産である債券を買う動きが強まった。 
 先物3月限は144円08銭で始まり、高値は144円29銭、安値は144円06銭、終値は前日比14銭高の144円15銭。出来高は3兆4548億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.765%、20年債は同0.005%上昇の1.790%、30年債は同変わらずの2.000%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)