あす(8日)の為替相場見通し=再度94円乗せを試す展開か

 あすの東京外国為替市場は、再度1ドル=94円乗せを試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=93円50銭~94円20銭、1ユーロ=126円00~127円50銭。7日の円相場は、前日に日銀白川総裁の辞任表明で大幅な円安・ドル高が進んだ反動もあり、ポジション調整から93円台でのもみ合いとなった。欧州情勢では、イタリア総選挙に向けた不透明感が出ているほか、スペインの政情不安も取り沙汰されている。目先、円高圧力が強まる可能性はあるが、日銀の追加金融緩和期待は強く、92円台に近づけば円売りは膨らんでいる。あすは朝方に12月の国際収支が発表される。また、中国1月消費者物価や米12月貿易収支なども明らかになる。特に、国際収支に関しては経常収支が1800億円前後の赤字となるとの予想もある。欧州中央銀行(ECB)の政策運営を含め、欧州など海外情勢が落ち着けば再度、円安を試す局面が予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)