外為サマリー:1ドル93円60銭台の円安、ドラギECB総裁発言でユーロ安進む

 8日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円69~70銭近辺と前日午後5時時点に比べ18銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=125円47~51銭と同1円02銭の円高・ユーロ安で推移している。
 注目を集めた7日の欧州中央銀行(ECB)理事会後のドラギ総裁の記者会見では、ユーロ圏の成長やインフレ見通しに対して弱気な姿勢が示された。これを受け、ユーロは対ドルで下落し1ユーロ=1.34ドル前後へ売られた。一方、低リスク通貨である円は買われ8日のニューヨーク市場では一時93円06銭まで上昇した。その後、円売りが強まり、この日の東京市場では93円60銭前後と前日に比べやや円安で推移している。朝方、財務省が発表した12月経常収支は2641億円の赤字だった。2カ月連続で経常収支が赤字となったことを受け、一時93円70銭台まで円安が進んだが、影響は一時的で、その後、再度、93円60銭前後でのもみ合いとなっている。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3392~93ドルと前日午後5時時点に比べ0.0135ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)