旭硝子が急反落、12年12月期最終54%減

 旭硝子<5201.T>が5日ぶり急反落。同社が7日発表した12年12月連結決算は純利益が437億9000万円と前の期と比較して54%減となったことを嫌気した。液晶用ガラスの値下がりに加えて、欧州の景気低迷が背景となっているが、株価は全体相場の底上げに乗って2月初旬から急速に上値を追っていただけに売りがかさんだ。今期は特殊ガラスで需要加速するスマートフォンへの展開を強化し巻き返しを図る構えだが、液晶テレビ市場は成長鈍化の流れが鮮明化しており、株価の本格的な切り返しには、成長商品の育成と先行き見通しに対する投資家の不安感解消が課題となりそうだ。

旭硝子の株価は11時18分現在626円(▼37円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)