DICが前日終値付近で小動き、第3四半期2ケタ増益も利益確定売り

 DIC<4631.T>が前日終値付近で小動き。7日引け後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算は売上高5304億8100万円(前年同期比5.5%減)、経常利益273億5100万円(同13.5%増)と2ケタ増益となったが、株価は7日に昨年来高値189円をつけるなど直近で上昇基調にあったことから、材料出尽くし感もあって利益確定売りが出ているようだ。足もとで好採算のカラーフィルター用顔料などが好調だったほか、主力の印刷インキ事業で製品統合や値上げ、合理化などを実施したことも増益に寄与した。
 なお、13年3月期通期業績予想は、売上高7000億円(前期比4.7%減)、経常利益320億円(同3.9%増)の従来予想を据え置いているが、シティグループ証券では円安による営業外の為替差損益の改善なども見込まれるため、経常利益は上ブレる可能性があるとしている。

DICの株価は10時57分現在185円(▼1円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)