午後:債券サマリー 先物は4日続伸、円高進行と株価下落で底堅く推移

8日の債券市場では、先物中心限月3月限は4日続伸した。円高の進行と日経平均株価の下落を受け、債券市場には見直し買いが入った。
 先物市場は朝方から底堅く推移。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が7日、ユーロ圏の成長やインフレ見通しに対して弱気な姿勢を示したことを受け、ドイツや米国の債券市場は堅調だった。この流れが東京市場にも波及した。今月下旬にイタリア総選挙が予定され欧州情勢には不透明感が残り、投資家は当面リスク回避の姿勢を強めるとの見方もある。来週は13日から14日に日銀金融政策決定会合、14日に2012年10~12月期の国内総生産(GDP)の発表などがあり、その内容で相場は左右される可能性がある。 
 先物3月限は144円17銭で始まり、高値は144円27銭、安値は144円10銭、終値は前日比7銭高の144円22銭。出来高は2兆5656億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.760%、20年債は同0.010%低下の1.775%、30年債は同0.015%低下の1.985%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)