来週の株式相場見通し=金融緩和期待で堅調、次期日銀総裁人事に注目

 来週(12~15日)の東京株式市場は、金融緩和期待ムードが高まることから、これを支援材料に底堅い展開となりそうだ。日経平均株価の想定レンジは、1万1600~1万900円とする。
 週末8日の東京株式市場は、3連休を前にして利益確定売りが優勢の展開となり、大幅続落。週間単位の上昇は13週ぶりの反落となった。市場では「当然の調整」、「適度な一服」との受け止め方が多かった。
 来週は、日銀の金融政策決定会合(13~14日)が開催されるのに加え、週の後半には次期日銀総裁の人事案が公表される可能性もあることから、金融緩和への期待感が再び強まる可能性がある。株価を左右する外国為替市場での対ドル、対ユーロでの円相場は、欧州債務問題を巡るユーロ圏での対応策や、経済指標によっても変動するが、中期的な円安傾向は継続しそうだ。
 日程面では、1月消費動向調査(12日)、12年10~12月期GDP(14日)に注目。海外では、ユーロ圏財務相会合(11日)、EU財務相理事会(12日)、ユーロ圏12年10~12月期GDP、G20(財務相・中央銀行総裁会議・モスクワ15~16日)会合が焦点。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)