東京株式(寄り付き)=円安進行を足場に全般急速に切り返す

 12日の東京株式市場は大幅に買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比193円高の1万1346円と急反発。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに小幅安となったほか、商品市況なども足もと軟調でリスクオンの流れにやや一服感が出ているが、一方で為替市場の円安が一段と進行していることが強力な追い風となっている。前日のニューヨーク外為市場では1ドル=94円50銭近辺と約2年9カ月ぶりの安値水準に円が下落しており、これが主力株を中心に買い意欲を後押ししている。前週末に日経平均は203円安と大幅続落していただけに押し目買いが入りやすい。米財務次官が安倍首相の経済政策について支持するとのコメントを出したことから、円安に対する政治的圧力への懸念が後退したとの見方が円売りに拍車をかけている。業種別ではほぼ全面高商状で、値上がり上位業種は海運、非鉄、鉄鋼、不動産、銀行、保険など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)