みずほなどメガバンクが活況高、金融相場の中軸に

 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が東証1部の売買代金トップ(10時30分現在)で連日の新高値更新となっているほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>も商いを集め大幅高となるなど、メガバンクが物色人気に沸いている。株式市況の改善は大手銀行株にも大きな収益恩恵をもたらせている。その中、みずほは傘下のみずほ証券が4~12月期に前年同期の大赤字から100億円弱の最終黒字に転換していることなども寄与しており、4~12月期の最終利益は前年同期比で45%の高い伸びを示した。メガバンクは安倍首相の肝入りで推進される金融緩和策の象徴株としてここ一段と存在感が高まっている状況だ。昨年は不動産に比べ出遅れ感が顕著だったが、今年はそれを一気に挽回する形で「不動産株で先に回転した資金がシフトする動きにあるようだ」(市場関係者)との見方も。マーケットの視線が次期日銀総裁人事に向く中で、金融緩和への思惑と相まって銀行株の動きは金融相場の中軸を担いつつある。

みずほの株価は10時55分現在214円(△7円)
三井住友の株価は10時55分現在3860円(△115円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)