午前:債券サマリー 先物は小幅反落、円安・株高を受けやや軟調

 12日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅反落。為替市場が大幅な円安となり株高が進むなか、債券市場はやや軟調な値動きとなった。
 米ブレイナード財務次官は11日に「デフレからの脱却を目指す日本の努力を支持する」と述べ、安倍政権の政策に反対しない姿勢を示した。これを受け、一時、1ドル=94円40銭台と大幅な円安・ドル高を記録。日経平均株価も前週末に比べ200円強の大幅高となったことに伴い、安全資産である債券市場はやや売り先行となった。13日から14日に開催される日銀金融政策決定会合は政策の現状維持が予想されており、週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に向けた動向が市場の関心を集めている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比5銭安の144円17銭。出来高は1兆3118億円。10年債の利回りは同0.005%上昇の0.760%、20年債は同0.010%低下の1.765%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)