午後:債券サマリー 先物は5日続伸、北朝鮮の核実験報道には反応薄

 12日の債券市場では、先物中心限月3月限は5日続伸した。午前中は円安の進行と株高でやや軟調な値動きとなったが、午後に入り為替がやや円高方向に振れ日経平均株価も上昇幅を縮小すると、債券先物は底堅く推移した。
 現物債市場では、10年債の利回りは0.75%と小幅低下。20年債や30年債といった超長期債の利回りも低下した。昼過ぎに北朝鮮による核実験を実施した可能性があるとの報道が伝えられたが、市場の反応は限定的だった。13日から14日にかけて開催される日銀金融政策決定会合に関しては、政策の大きな変更はない見込み。ただ、次期日銀総裁の選出にも絡み、先行きの金融緩和期待は強く、円安の進行があっても大きく金利が上昇する気配は見られない。
 先物3月限は144円26銭で始まり、高値は144円30銭、安値は144円14銭、終値は前週末比8銭高の144円30銭。出来高は2兆7292億円。10年債の利回りは前週末比0.005%低下の0.750%、20年債は同0.010%低下の1.765%、30年債は同0.025%低下の1.965%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)