上値追いムード継続か

上値追いムード継続か
11日の取引終盤のブレイナード米財務次官発言を受け、12日の取引開始直後にドル/円は2010年5月以来となる94.38円まで上昇。

その後、日経平均株価の上げ幅縮小で93円台後半まで小緩むも、売り一巡後は再び94円台に値を戻している。

チャート上でも、昨年11月以降、20日移動平均線を下値支持として上昇する展開が続いている。

先週8日の急落局面では同線より1円以上上方に位置している日足の一目均衡表の転換線に下値を支えられた上、本日の下押し局面に至っては転換線より1円以上さらに上にある6日線に触る事なく反発した。

この事から、上値模索の動きは未だ続いていると考えられる。

先月31日、今月15-16日に開催されるモスクワG20の主催国であるロシアのストルチャク財務次官が「日本のデフレ対策はG20の主要な議題にならない」と発言した事と合わせ、本日早朝の米財務次官の発言により、G20で円安が大きく取り上げられる可能性が後退したとの見方が強まるようだと、円売りが再び優勢となる事も考えられる。

本日朝方に突破できなかった94.50円を超えられれば、節目の95円台乗せが視野に入りそうだ。