95円を試す円安とならなければ、11200~11500円のレンジの動きを想定

個別の出遅れ、材料株相場の可能性
 先週の分析では、世界的な景気の回復期待から、短期的な調整を挟んで上値を試す展開になるとし、「一言メッセージ」では「節分天井」の可能性の高い週なので、何か悪材料があればそれをキッカケに下落も考えられるとしました。
 5日(火)に前日の欧州債務問題の再燃から欧米株式が下落し円高へブレたことで▼213の11046円と下落するものの、6日(水)は欧州不安が落ち着き、為替が一気に1円以上の円安となって94円を突破したこと、更にSQに絡む売り方の踏み上げがあり、11498円まであって△416の11463円の急騰となりました。その後は円安一服となって、週末の8日(金)は▼203の11153円で引けました。SQ値11115円を上回って引けていますが、11000円を切るようですと一段下げとなって買いチャンスとなります。
 今週は、13~14日(木)に日銀の金融政策決定会合、15~16日(土)にG20があり、為替に左右される展開となります。為替の円安を唯一の材料にして日経平均は上昇してきていますので、目先円高へブレると下落となります。日本市場が休場の11日(月)に独米の日本の金融緩和を容認する発言があったことで、為替が先週末から一気に1円以上の円安進行となり94円台となったことで、12日(火)の日経平均は輸出関連株中心に買い直され一時11460円まであって、終値は△215の11369円でした。このまま6日(水)の11498円を終値で超えられずに8日(金)の11135円を終値で切るとちょっとした調整に入る可能性があります。