東京株式(寄り付き)=円相場乱高下で買い手控えムードに

 13日の東京株式市場は売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比35円安の1万1333円と反落。前日の米国株市場はNYダウが47ドル高で1万4000ドル台を回復し、07年10月以来、約5年4カ月ぶりの高値をつけるなど好調だが、為替市場で円相場が乱高下、足もとは1ドル=93円台前半と円高修正一服となっていることを受けて利益確定の売りに押されている。日本時間の前日夕にG7の財務相と中央銀行総裁が緊急声明を発表し、いったんは日本の政策を支持し円安容認と受け止められたが、その後G7当局側のコメントとして(円安容認の)共同声明は誤解されているとの指摘が伝わり、一転円高方向に振れている。週末にはモスクワでG20が予定されており、為替市場での思惑的な値動きが株式市場にも影響する可能性は大きく、目先の様子見ムードにつながっている。
 業種別では33業種中、12業種程度が高く、値上がり上位は鉱業、紙パルプ、繊維、石油、保険など。半面、海運、非鉄、鉄鋼、その他金融、水産などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)