外為サマリー:1ドル93円20銭台へ円高進む、G7声明巡り円相場は乱高下

 13日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円28~29銭近辺と前日午後5時時点に比べ94銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=125円49~50銭と同58銭の円高・ユーロ安で推移している。
 12日に発表された主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議による緊急共同声明を巡り相場は乱高下した。「G7は為替レートを目標としない」と明記された声明に対して、当初は「日本が名指しで批判されることは避けられた」との見方から円安が進み一時94円40銭台を記録した。ただ、その後に同声明は「円の過度な変動への懸念を示唆した」とのG7高官の発言が報道されると、ニューヨーク市場で一時92円90銭台の円高に転じた。15日からの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、日本の経済政策を含む為替問題が議題となる可能性があり当面、要人発言に相場が左右される展開が続く可能性がある。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3451~52ドルと前日午後5時時点に比べ0.0071ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)