海運株が値下がり業種トップ、リスクオン一服の流れ映す

 商船三井<9104.T>、日本郵船<9101.T>など海運株に売りが目立っている。業種別騰落率では4.5%弱の下げ(午後2時30分現在)で33業種中断トツの最下位となっている。最近は世界景気の回復期待を背景に出遅れ物色の対象として短期資金が集結、にわかにボラティリティの高い動きをみせてきたが、目先は円高修正の動きが一服していることに加え、海運市況の回復が遅れていることで買いの手が緩んでいる。鉄鉱石や石炭、穀物などを輸送するばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数は、前日時点で747と低迷圏から依然として抜け出せていない。商品市況もグローバルマネーのリスクオン一服を映してやや変調であり、海運株の利食いを促す背景となっている。

商船三井の株価は14時44分現在304円(▼14円)。
郵船の株価は14時44分現在214円(▼8円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)