<動意株・13日>(大引け)=カーバイド、タクマ、カーボンなど

 日本カーバイド工業<4064.T>=急反発。13年3月期連結業績見通しを連結経常利益で16億円から11億円(前期比29.9%減)に減額修正したことをきっかけに、きのう12日に大幅安となった。同社には有力特定筋の介入思惑が根強く、きのうの株価急落で1月29日の高値から昨日の安値まで約3割のスピード調整を入れたことで、目先の調整一巡感からのリバウンドを狙った短期資金が流入したようだ。

 タクマ<6013.T>=後場急伸。13日午後2時に今3月期の第3四半期決算を発表、連結最終損益で29億700万円(前年同期実績6億600万円の赤字)と黒字転換したことを好感。前年同期に特別損失に計上していた訴訟損失引当金繰入額が解消されたうえ、ごみ処理施設の大規模改修工事や大型のバイオマス発電設備建設工事のほか、災害廃棄物の仮設焼却炉建設工事などの受注も拡大している。

 日本カーボン<5302.T>=3日ぶりに反発。12日、12年12月期決算を発表。前期連結経常利益は前の期比59.2%減の18億7800万円だったが、今期は前期比65.0%増の31億円の見通しを示したことから、見直し買いが入った。今期は炭素製品の回復を見込むほか、為替の円安効果もあって、経常大幅増益転換を見込む。

 全国保証<7164.T>=反騰。昨年12月19日に東証1部に新規上場した後も、直近IPO銘柄特有の値動きの軽さが魅力となり、個人投資家を中心とした短期資金を呼び込んでいる。ファンダメンタルズも良好。先に13年3月期の業績見通しの上方修正を発表し、従来予想の経常利益87億1700万円から108億3000万円に大幅増額したことを受け、直近はマドを開ける奔騰を演じた。

 日本バイリーン<3514.T>=大幅反落。12日引け後に13年3月期連結業績見通しの下方修正を発表。これを嫌気した売りに押されている。売上高は493億円から479億円(前期比8.9%増)に、経常利益は27億2000万円から17億5000万円(同13.4%減)に減額し、34%経常増益から一転、13%経常減益見通しとした。産業資材の各分野で市況低迷により売上高が想定を下回るほか、自動車資材事業で北米新規事業会社の安定生産の遅れが要因。

 フェイス<4295.T>=急伸。12日発表した12年4~12月期の営業利益は81億3000万円と前年同期を4割下回ったが、同日に1万株(発行済株式数の0.87%)、1億円を上限とする自社株取得枠の設定を発表したことでこれが好感された。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)