外為サマリー:1ドル93円04銭前後の円高・ドル安、G20を控え円売りに警戒感も

 13日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=93円04~05銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円16銭の大幅な円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=125円09~13銭と同98銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで午前中は93円40銭前後での一進一退を続けていたが、昼過ぎから円買い戻しが優勢となり、93円の抵抗線を突破し92円90銭台に上昇した。午後1時10分過ぎに一時、92円80銭まで円高が進んだ。前日の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議による緊急共同声明を巡っては見方が錯綜。日本の政策に対する賛否が出ており、新興国も参加する20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、一段と批判派の声が高まる可能性もある。ただ、米ダウ工業株30種平均は1万4000ドルに乗せ最高値を視野に入れ、欧州情勢も落ち着いている。先行き日銀の一段の追加緩和策が見込まれるなか、「一方的な円高への揺り戻しが続くことは予想しにくい」(アナリスト)とみる声は少なくない。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3445~46ドルと前日午後5時時点に比べ0.0065ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)