午前:債券サマリー 先物は反落、G20控え警戒感も

 14日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反落。朝方は堅調に推移していたが、10時過ぎに為替の円安が進むと債券相場には売り物が膨らんだ。
 午前8時50分に内閣府から発表された2012年10~12月期実質GDPは、年率0.4%減となったが、市場は反応薄だった。ただ、岩田一政元日銀副総裁の「円高是正が必要」との発言で為替の円安が進むと債券先物には売りが先行した。10年債の利回りも上昇している。この日は、日銀金融政策決定会合の結果発表があるが、大きな政策変更は無い見通し。むしろ、あすからの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の結果を確かめたいとの見方が出ている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比26銭安の144円12銭。出来高は2兆4349億円。10年債の利回りは同0.020%上昇の0.755%、20年債は同0.005%上昇の1.755%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)