東京株式(前引け)= 円安後押し、押し目買い意欲旺盛で切り返す

 14日前引けの日経平均株価は前日比62円高の1万1313円と反発。前場の東証1部の売買高概算は18億5085万株、売買代金は1兆385億円。値上がり銘柄数は666、対して値下がり銘柄数872、変わらずは143銘柄だった。
 きょうの東京株式市場は、押し目買いと利益確定売りが交錯する中でやや買いが優勢でスタート、その後も上値は重かったが、前場後半から為替市場で円安傾向を強めたのを横目に上げ幅を広げた。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安も、ナスダック指数が反発し約12年3カ月ぶりの高値水準まで戻していることなどが、相対的に出遅れる東京市場への買いにつながった。また、為替市場では1ドル=93円台半ば、1ユーロ125円台後半へと取引時間中に円安方向に傾き、これも主力株を中心に下値を支えている。ただ、きょう昼ごろに発表が予定される日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から、積極的に上値を買い進む動きも限定的だ。全般の微妙な強弱観の対立は、日経平均が高いものの値上がり銘柄を値下がり銘柄が上回っていることにも反映されている。
 個別ではアサヒが大幅高、東光、太陽誘電、スクリーンも値を飛ばしている。ファナック、ソニーが買われ、NTTも堅調。一方、みずほ、三菱UFJなど大手銀行が利食いに小安く、日立、三井物も軟調。鉄建、日揮、アコムなども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)