<話題の焦点>=携帯電話業界、ドコモ苦戦の一方、KDDIとソフトバンクが快走続く

 電気通信事業者協会(TCA)が発表した2013年1月末時点の携帯電話契約数でトップのNTTドコモ<9437.T>が苦戦する一方、KDDI<9433.T>がシェアを伸ばし、ソフトバンク<9984.T>の猛追が続いていることが分かった。

 純増1位のソフトバンクは、iPhone5好調や通信速度の速さが徐々に消費者に浸透してきていることが大きく、39万6200件の純増になった。スマホファミリー割などのキャンペーンやiPhone5以外でも防水性能を備え、フルセグ、ワンセグでテレビが見られるサービスの契約も伸びている。

 2位のKDDIはiPhone5に加え、アンドロイドスマートフォンのラインアップが出そろったことがシェアアップにつながった。純増は16万7500件とソフトバンクには及ばないものの、新しい端末の機能と独自のサービスを組み合わせた総合的なメリットが消費者に認知され、安定した他社キャリアからの転入超過につながっている。

 一方、NTTドコモは番号ポータビリティ制度を利用したポートアウトが多く、マイナスをカバーできず、1万2900件の純減になった。

◆携帯電話事業者別契約数

会社名    2013年1月純増数

NTTドコモ ▲12,900
KDDI   △167,500
ソフトバンク △396,200

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)