東京株式(大引け)=55円高、買い意欲継続で反発

 14日の東京株式市場は円買い戻しの動きに歯止めがかかったのを受け買い優勢。上値に重さもみられたが、後場は頑強な動きを続けた。大引けの日経平均株価は前日比55円高の1万1307円と反発。なおTOPIXは2ポイント安。東証1部の売買高概算は36億6397万株、売買代金は2兆1344億円。値上がり銘柄数は636、値下がりは960、変わらずは102だった。
 きょうの東京市場は、朝方は押し目買いと利益確定売りが交錯する展開。前日の米国株市場ではNYダウが小幅安となったが、ナスダック指数が反発し約12年3カ月ぶりの高値水準まで戻していることで世界的なリスク選好ムードに変化はみられない。ただ、寄り付きはプラスでスタートしたものの上げ足は鈍く、一時マイナス圏に沈む局面もあった。日銀の金融政策決定会合の結果発表を目前に買い手控えムードも強かったが、昼ごろに金融政策の現状維持(追加緩和なし)が伝わると、市場は想定の範囲として冷静に受け止めた。日銀が景気認識を上方修正したことや円安基調が維持されていることをよりどころに、日経平均は次第に水準を切り上げたが、大引けは手仕舞い売りも観測され伸び悩んだ。
 個別ではソニーがしっかり、ファナックにも買いが先行した。アサヒが大幅高となったほか、東光、アルバックなどが値を飛ばした。新日本化学、アイロムHDはストップ高。洋ゴムなども商いを伴い急騰している。一方、鉄建が大幅安、フェイスなども急反落となった。蛇の目、東海カーボン、スクエニHDなども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)