東京株式(寄り付き)= G20前で買い手控え感強い

 15日の東京市場は売り先行で始まった。寄り付きの日経平均株価は前日比68円安の1万1239円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら下落、為替市場で1ドル=92円90銭近辺、1ユーロ=124円10銭近辺の推移と円高方向に振れていることなども全般の買い意欲をおさえている。15~16日にG20を控えており、為替の動向には神経質で、これをにらんで株式市場でもポジション調整の売り圧力も意識され、出足は軟調な地合いを余儀なくされている。ユーロ圏の12年10~12月期GDPは3四半期連続のマイナスとなるなど欧州景気に対する警戒感はくすぶっており、G20を境にユーロ・円相場のトレンドに影響が出てくる可能性もある。業種別では33業種中、高いのは電力ガス、鉱業、水産、保険、陸運の5業種程度にとどまっている。半面、海運、証券、銀行、非鉄、ゴム製品、輸送用機器などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)