NECが続落歩調、売り一巡近しとの観測も

 NEC<6701.T>が8日連続安となっている。業績は回復歩調が鮮明で株価はこれを背景に昨年12月以来急速な戻り足をみせていたが、2月5日に上ヒゲで278円の高値をつけてからは利益確定売りに押される流れとなった。ただ、業績面の改善はまだ株価に織り込みきれていないという見方は市場に根強い。国内のITサービス事業が伸びているほか、携帯電話のインフラ事業なども収益を牽引、ドラスチックなリストラ推進による収益体質の向上もあり、25日移動平均線との上方カイ離が解消された時価は押し目買いに下げ渋る動きも出そうだ。同社は14日、家庭用蓄電システムの生産能力を13年度中に倍増する方針を発表しており、これも株価が下げ止まれば上値追いの手掛かり材料となりそうだ。

NECの株価は9時29分現在231円(▼4円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)