G20声明についての思惑

G20声明についての思惑
本日はG20財務相・中銀総裁会議の動向が注目される。

会議自体は16日まで行われるが、その間に伝えられる各国要人の発言や、為替に関する共同声明の草案の内容等に注目が集まる。

声明に関しては、14日にロシアのシルアノフ財務相は「市場で決定される為替相場を支持する共同声明を発表すると確信している」と述べている一方、一部通信社は声明草案の内容として「競争的な通貨安を控えることを確約」「為替レートの不均衡を回避することにコミット」等と伝えており、未だに声明の内容については不透明感がある。

単純に市場で決定される為替レートを支持する、というような玉虫色の内容となれば、市場は「円安政策が容認された」と受け止め、円安が一段と進む可能性があるものの、円安に対する強い牽制を含む内容となれば、買い戻しが強まると考えられる。

また、要人発言については、ブラジル等新興国の要人の円安政策についての批判などが出てくる可能性もある。

これはドル/円には重石となろう。

いずれにせよ、値幅は大きめに想定しておきたい。