外為サマリー:1ドル92円90銭台の円高、ユーロ圏経済低迷に警戒感

 15日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=92円92~93銭近辺と前日午後5時時点に比べ53銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=124円08~12銭と同1円03銭の大幅な円高・ユーロ安で推移している。
 14日発表されたユーロ圏10-12月期GDP速報値は前期比0.6%減と市場予想の0.4%減を下回ったことを受け、ユーロ安が進行。ニューヨーク市場で円は対ユーロで、一時1ユーロ=123円80銭と東京市場での125円台前半から大幅に上昇。ユーロ売り・ドル買いが膨らんだことに伴い、円は対ドルでも上昇し一時1ドル=92円67銭を記録している。
 この日からモスクワで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、通貨安競争を回避することなどが表明される見通し。日本の安倍政権の政策に対する評価には不透明感があることから、ポジション調整から一旦、円の買い戻しを強める動きも出ているようだ。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3352~53ドルと前日午後5時時点に比べ0.0033ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)