午前:債券サマリー 先物は急反発、欧州景気低迷で債券買いも

 15日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は急反発。欧州圏経済の低迷懸念が強まったことから、安全資産である債券を買う動きが出た。
 14日発表されたユーロ圏10~12月期GDP速報値は前期比0.6%減と市場予想の0.4%減を下回った。また、米30年債の入札は好調だったことから米国10年債利回りも2.00%に低下した。この日から始まる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に円買い戻しが強まり、1ドル=92円台後半への円高が進み日経平均株価が反落するなか、債券市場は底堅く推移している。
 10年債利回りは0.745%に低下している。特に、30年債利回りは1.945%と昨年12月25日以来の水準に下がっている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比22銭高の144円26銭。出来高は1兆8098億円。10年債の利回りは同0.020%低下の0.745%、30年債は同0.010%低下の1.945%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)