G20声明草案「競争的通貨安控える」を受け円買い強まる

コンスタンシオECB副総裁「マイナス金利は常に可能」
昨日の海外時間には、G20の声明草案として「競争的な通貨安を控えることを確約」と報じられたことや、ロシア財務相が「G20は日本に対して為替相場に関する政策を明確にすることも求めるだろう」と述べたことから円買いが強まりました。

欧州時間序盤、発表された独・第4四半期GDPが予想を下回ったことからユーロ売りが強まってユーロドルは1.3380台まで、ユーロ円は125.00円台まで、ドル円も93.40円付近まで下落しました。その後ユーロ圏・第4四半期GDPも予想を下回ったことや、コンスタンシオECB副総裁が「マイナス金利は常に可能」と述べたことでユーロが一段安となって、ユーロドルは1.3310台まで、ユーロ円は124.00円台まで、ドル円も93.10円付近まで下落しました。

NY時間にはいって、各国株価が反発傾向となったことからユーロも買戻しがやや強まって、ユーロドルは1.3340台まで、ユーロ円は124.70円台まで、ドル円は93.40円台まで反発しました。その後G20の声明草案として「競争的な通貨安を控えることを確約」と報じられたことから円買いが強まって、ドル円は92.90円台まで、ユーロ円は123.80円台まで下落幅を拡大しました。

NY時間午後になって、ユーロは底堅い動きとなってユーロドルは1.3370台まで反発しましたが、ブラード米セントルイス連銀総裁が「金融政策における現在のスタンスは2012年よりも大幅に緩和的である可能性」「最低賃金の引き上げは雇用者数の低下につながる可能性」などと述べたこともあって米長期金利が低下したことや、ロシア財務相が「より「具体的な」文言で為替相場への干渉に反対を表明する」「G20は日本に対して為替相場に関する政策を明確にすることも求めるだろう」などと述べたこともあってドル円は92.60円台まで下落しました。

東京時間に入っても円買いの流れが続き、ドル円は92.30円台まで、ユーロ円は123.40円付近まで下落しています。

今日の海外時間には英・1月小売売上高指数、ユーロ圏・12月貿易収支、米・2月NY連銀製造業景気指数、米・12月対米証券投資収支、米・1月鉱工業生産/1月設備稼働率、米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。