ニトリHDが反発、強弱観対立し株価トレンドの分水嶺に

 ニトリホールディングス<9843.T>が反発。5日・25日移動平均線とのカイ離調整を完了したことで、押し目買いを呼び込み切り返す兆しだ。同社は家具・インテリアを中心に全国展開するホームセンターで、業績は長きにわたり増収増益路線をひた走っている。13年2月期も経常利益は8%増の640億円を見込むなど好調だ。ただ為替市場で急速に進む円安の動きが、同社にとっては輸入原価の上昇につながることから収益デメリットとなる点が弱みである。これを背景に14年2月期は27期ぶりの減益に転じる懸念がマーケット関係者の間で取り沙汰されており、最近の株価調整の要因となっていた。しかし、指標面でみればPERは10倍に過ぎず割安感が強い。国内景気回復・内需刺激に本腰を入れる安倍首相の経済政策のもとで、内需株の勝ち組として再度輝きを取り戻せるかどうか強弱観の対立する場面となっている。 

ニトリHDの株価は13時36分現在6760円(△80円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)