外為サマリー:1ドル92円50銭台の円高・ドル安、次期日銀総裁に思惑も

 15日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=92円53~54銭近辺と前日午後5時時点に比べ92銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=123円58~62銭と同1円53銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで、午後に入り上昇加速。午後2時00分に92円23銭をつけた。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えた円買い戻しの動きに加え、武藤敏郎・大和総研理事長が次期日銀総裁の有力候補との見方が流れたことも円高要因となった。武藤氏は前日銀副総裁で金融緩和に関しては他の総裁候補に比べると積極的ではないともみられており、円高要因とされた。ただ、「実際に次期総裁に誰が就くかはまだ流動的では」(アナリスト)という見方もある。92円20銭台まで上昇した後は、円売りが優勢となり92円50銭台まで円安方向に値を戻している。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.3355~56ドルと前日午後5時時点に比べ0.0033ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)