東京株式(大引け)=133円安、主力株中心に利食われる

 15日の東京株式市場は為替の動きに振り回される形で高値波乱の様相。後場一時全面安で大きく下値に突っ込んだが、その後は押し目買いに下げ渋る動きとなった。
 大引けの日経平均株価は前日比133円安の1万173円と反落。東証1部の売買高概算は45億1480万株、売買代金は2兆3156億円。値上がり銘柄数は235、値下がりは1414、変わらずは49だった。
 きょうの東京市場は、円相場の上下動に振り回される動きとなった。ユーロ圏の12年10~12月期GDPは3四半期連続のマイナスとなり欧州景気の先行き不透明感からユーロが売られ、対ドルでも円が買われるなどリスクオンの巻き戻しの動きが顕在化した。これに連動する形でこれまで相場を牽引してきた主力株に利益確定を売り急ぐ流れとなった。きょう、あすにモスクワで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議を前にポジション調整による下げ圧力や、期末を控えた国内金融法人の売りも観測され、一時日経平均は200円を超える下げを示した。ただ、高水準の商いの中で押し目買い意欲も厚く、その後引けにかけて下げ渋る動きもみせている。
 個別にはみずほが急落で200円台を割り込むなど大手銀行株が安い。トヨタ、ホンダなど自動車も軟調。ディーエヌエー、グリーなども値を下げた。ソニー、ソフトバンクも冴えない。主力株が軒並み利食われ、売買代金上位30傑で高かったのはマツダ、JFEHD、アサヒの3銘柄のみだった。ただし、業種別に電力株がシェールガスをテーマに全面高に買われ異彩を放っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)