来週の為替相場見通し=欧州情勢と日銀人事で荒い展開も

 来週の東京外国為替市場は、イタリア総選挙と日銀総裁人事を巡り荒い値動きが予想される。状況次第で91円台の円高を試す可能性がある。予想レンジは1ドル=91円00銭~93円50銭、1ユーロ=121円50~125円00銭。今週は15日からの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を巡る要人発言に大きく相場は左右された。焦点となっているのは、円の動向であり、安倍政権の円安政策を巡り国際的な評価は割れている。今後、円安政策に批判の声が高まれば、円相場は当面の踊り場を迎えたとの見方も出そうだ。日銀総裁人事に対する思惑も今月下旬に向け佳境を迎え、思惑的な売買は活発化しそうだ。
 見逃せないのは欧州情勢。24日から25日にかけイタリアの総選挙があり、その結果次第でユーロが大きく動く可能性がある。さらに、21日からの日米首脳会談の内容も注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)