来週の株式相場見通し=円安一服で調整も、25日線の攻防が焦点

 来週(18~22日)の東京株式市場は、外国為替市場での円安進行に一服感が出ていることや、欧州経済への警戒感の高まり、さらに決算発表終了による手掛かり材料難も加わり、調整色が強まりそうだ。日経平均株価の想定レンジは、1万900円~1万1400円とする。
 市場関係者の関心は、昨年11月半ば以降の上昇相場で割り込んだことのない25日移動平均線(1万978円=15日現在)を巡る攻防に集まっている。この水準が当面の下値メドとして意識され、これを大きく割り込むと調整が長引くとの見立てだ。外国為替市場で円相場は、最近2週間程度、ほぼ1ドル=92~94円のレンジでこう着感を強めており、円安傾向にブレーキが掛かるのではという懸念が増しているためだという。
 物色動向は定まり難いが、来週日米で発表される「半導体製造装置BBレシオ」をきっかけに電子部品関連に矛先が向かう可能性がありそうだ。
 日程面では、12月景気動向指数改定値(19日)、1月貿易統計、1月の日本製半導体製造装置BBレシオ(20日)。海外では、米1月住宅着工件数(20日)、米1月消費者物価、米1月北米半導体製造装置BBレシオ(21日)、イタリア総選挙(24日)などが焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)