東京株式(寄り付き)=G20通過、円安継続で押し目買い

 週明け18日朝方の東京市場は大きく買いが先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比144円高の1万1318円と反発。前週末の米国株市場はNYダウは小幅反発したもののナスダック指数は反落と方向感を欠き、世界的なリスクオンの流れにやや一服感がうかがえる。ただ一方で、為替市場では円安基調が続いており、これをよりどころに輸出主力株を中心に押し目買いが広範囲に入った。注目されたG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では、最近の為替の円安について日本に対する直接的な批判はなく、円高修正のトレンドが維持されている。また、日銀の次期総裁人事にマーケットの注目は高まる方向にあり、政府は月内にも国会に人事案を提示する見通しで、為替の動向にも影響を及ぼしそうだ。このほか、今週末の日米首脳会談を控え、TPPを巡る思惑も相場の手掛かり材料として意識されている。業種別ではほぼ全面高、値上がり上位業種では、不動産、銀行、海運、証券、非鉄、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)