トヨタが反発、円安基調継続、今期自動車セクターの業績見通し上乗せも後押し

 トヨタ自動車<7203.T>が4日ぶり反発。前週末に行われたG20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明では、最近の為替の円安について日本に対する直接的な批判はなかったことで、足もとは1ドル=93円70銭近辺の推移と円高修正のトレンドが維持されている。これを受けて、輸出比率の高い自動車株全般に追い風材料となっている。また、同社は前週、2009~10年に米国で実施したリコールに関連して30の州・領土と和解したことを発表しており、これも買い安心感につながった。日本経済新聞によると13年3月期の連結経常利益見通しで全産業ベースでは3%増益ながら、自動車・部品業界の増益率は64%見通しと前回、4~9月期の決算発表時点を上回る大幅な増益が予想されており、これも同社をはじめ自動車株への買いの勢いを強める背景となっている。なお、同社の13年3月期の連結経常利益は前期比3倍の1兆2900億円が見込まれている。

トヨタの株価は9時05分現在4825円(△100円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)