外為サマリー:1ドル93円80銭台の円安で推移、G20通過で目先安心感も

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=93円85~86銭近辺と前週末午後5時時点に比べ1円36銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=125円18~24銭と同1円44銭の円安・ユーロ高で推移している。
 関心を集めた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、円安への言及はなく、日本への名指しの批判は避けられた。これを受け、市場からは当面の不安は遠のいたとの見方が強まり、前週末に比べ1円強の円安・ドル高での取引となった。特に、先週末15日に米国で発表された2月ニューヨーク連銀製造業景気指数が10.04と市場予想(マイナス2.00)を大幅に上回り、ドル買い・円売りの勢いが強まった。
 G20を通過したことから、大幅な円高への懸念は後退したものの、ドイツや新興国などからは日本の金融政策に批判的な声も出ており、市場からは目先、円安のスピードは減速するとの見方も出ている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3340~41ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0038ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)